【フランス語学習】参考書の選び方

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フランス語を勉強してみよう!と思った時、まずは何から始めますか?

  • テレビやラジオの講座を視聴する
  • 語学学校に行く
  • 参考書を買って独学で学ぶ

こんな感じで、勉強を始める理由や方法は人それぞれ違うと思います。

「何から始めるべきか」の正解はありません。

私は短大で2年間”オプション授業”でフランス語を勉強した後、社会人になってからは週1〜2回のペースで語学学校に通っていました。

しかし、長いフランス語学習歴の中で、そのほとんどを占めるのは「独学」です

語学学校へ行っていても予習・復習は必要ですし、授業で使用しているテキスト以外も必要となってきます。

そこで今回は「参考書を買って、まずは独学で学習する」という方に向けて、参考書選びのポイントをお伝えします。

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目次

フランス語関連の書籍の充実度を確認しておく

私は本が好きなので、よく本屋さんに立ち寄ります。

欲しい本があるわけでもないのですが、必ず「語学」コーナはチェックしています。

そこで、まずはフランス語関連の書籍が充実しているかを確認しています。

大きな書店へ行けば充実しているか・・・と言えば、そうでない事もあります。

ただ、比較的どこの書店でも「初心者向け」の参考書は置いてありますね

このように、普段から本屋さんを見つけるたびに、用事はなくても「フランス語コーナー」は欠かさずチェックしています。

そして、充実度を自分なりにランキングしておいて、必要な時に買いに行くようにしています。

必ず内容を確認してから買う

英語の教材の豊富さが羨ましくなるくらい、フランス語など「諸外国語」の教材は少ないのが現状です。

ですので、どの教材も似たり寄ったり・・・というものではありません。

面倒ではありますが、できるだけ内容を確認してから買うことにしています。(理由は次のパートで説明します)

ただし、フランス語の書籍は本当に数が少ない上すぐに絶版になることもあります。

そのため、私は気になった書籍はできるだけ即買いするようにしています。

欲しくなった時にはもう店頭にないこともありますので、そんな時はネットで探して購入することもあります。

そのため、気になる書籍類は全てスマホにメモで残しています。

やる気になる参考書

種類が少ないフランス語の参考書ではありますが、その中でも「ベストセラー」や「書店おすすめ」などのポップがついてるものもあります。

んなが買うから良いとは限りません。

先ほどの「内容を確認してから買う」のは、自分に合っているかを確認するためです。

そんなの当たり前と思うかもしれませんが、全くの初心者の場合はどれを買っていいのかわからず、ついつい「おすすめ」といわれているものを買ってしまいがちなのです。

実際に私もついつい買ってしまい、後から「これ、使えなーい」と思ったことがあります。

また、自分のレベルにあっているかどうかも大切です。

では、どんなところをチェックすればよいかを具体的に挙げていきます。

見て楽しいか

本は読むものと思いがちですが、読む前には「見て」います

小さな文字がぎっしり詰まっている書面か、適度にスペースや挿絵がある書面か・・・どちらが好みですか?

その参考書を買って、自宅へ戻り、ワクワクしながら早速ページを開いてみたいですか

フランス語の書籍類は、比較的高額です。

英語の参考書類が1冊1200円程度からとすると、フランス語は1冊2000円からが相場です。

買った後に後悔しないためにも、その参考書で楽しく勉強できそうかどうかを判断してください。

レベルにあっているか

先ほども言いましたが、自分のレベルにあっているかも確認しましょう。

もちろん現状より進歩したいからと、現状のレベルより少し上級のレベルを買うのもひとつの上達方法です。

具体的には、まず数ページ読んでみます。(立ち読みになりますが・・・)

そこに、自分が知っている事と知らなかった事が半々くらいであればベストだと思います。

全部知っていることなら買う必要はないし、全部知らないことだとモチベーションが下がります。

全くの初心者の方は、全部知らないことだと思いますので、まずは「見て楽しいか」「その参考書で勉強が続けられそうか」を重視してみて下さい。

付属をチェック

語学の参考書には「音声」素材がついてあるものもあります。

CDや、ネットからMP3でダウンロードできるものもがあります。

欲しいのが「会話」の参考書であれば、この音声素材は非常に重要です。

できるだけ、音声素材がついてあるものを選ぶと良いです!

「文法」の参考書であっても、例文だけ音声があるものもあります。

語学の勉強ですからね、音声はあった方が良いです。

絶対に買わない参考書

私は、初心者の頃から絶対に買わない参考書がひとつだけありました。

それは何かというと、み方が既にふられている参考書です。

どう言うことかというと、フランス語の単語や文章に、ひらがなやカタカナで読み方(発音)が既に書き込まれている参考書です。

これは好みの問題なので、このような参考書の方が良いと言う方はこれ以降は全く参考にはなりませんので、ここでページを閉じてください。

なぜ、「読み方」が書き込まれている参考書は避けた方が良いかというと、フランス語はフランス語であり日本語ではありません。

フランス語の発音も、日本語の発音とは違います

ただ、誤解しないでほしいのが、ひらがなやカタカナで読み方(発音)を書き記しておくことは反対ではありませんし、むしろ初心者のうちはそうした方が覚えが早いと思います。

つまり、自分の耳で聴こえた通りに」書き記すことが大事と言うことです。

予めふられているのは、自分ではない別の人の耳に聞こえた音なのです。

別の人が聞いたフランス語の音として覚えてしまいがちになります。

それは果たして良い勉強と言えるのでしょうか・・・。

ひらがなやカタカナで読み方(発音)を書き記すのは、フランス語の先生にもやった方が良いと言われたことがあります。

理由は、記憶に残りにくいので「記録」しておくことが大事だから。

フランス語の発音は規則性があり、勉強を続けて行けば初めて見る単語でも発音できるようになります。

しかし、初心者のうちは付属の音声CDを何度も聴いて忘れないように「記録」として読み方をふりました

その振り方も、自分でルールを決めました。

例えば、強く聞こえる音は「カタカナ」で記したり、「R」の発音はそのまま「R」と書いたりしました。

まとめ

  1. フランス語関連の書籍が充実している本屋さんを探しておく
  2. 必ず内容を確認してから買う
  3. 見て勉強のモチベーションが上がる、レベルにあっている、音声素材があるものを選ぶ
  4. あらかじめ読み方がひらがな・カタカナなどで書かれている参考書は買わない

実際に私が使ってきた参考書も、これらの基準で選んだものです。

勉強の理由や目的、やり方は人それぞれであり、その人なりのベストがあります。

「どんな参考書が良いのかわからない」という相談もありますが、今回のポイントを参考にしてまずは1冊買ってみて下さい。

私がフランス語の勉強を始めた30年前は、今よりももっと数が少なかったです。

その時代に比べたら、今は本当にたくさんの参考書が出ています。

ぜひ、自分の1冊を見つけてみて下さいね。

また、私が各勉強で使用した参考書も随時ご紹介していきたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

A très binetôt

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この記事を書いた人

フランス語学習歴30年とフランス留学経験もある「とにかくフランス語が大好き」な普通の日本人。
現在もコツコツと勉強を継続しながら、フランス語の面白さやフランスについて書いています。

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