【フランス勉強法】やる気が出ない時の勉強法

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語学を問わず、「勉強」に対してやる気が起きないことはよくありますよね。

トラ子

あるー!ありまくりー!

私も、フランス語は大好きですが、学生時代と違い「やらなくても害はない」環境になると、なかなか勉強しようと思わなくなります。

もっと上達したい!という想いはあるのに、いざ机に向かっても気が進まないことの方が多いです。

結局、テキストをペラペラめくるだけだったり、SNSをやり始めてしまったり、スマホゲームに夢中になってしまったり・・・

どこか「逃げ」の姿勢になってしまいます。

それでも上達したい・・・って、おい・・・

勉強しろよ!

と自分に何度行ったことか(笑)

今回は、勉強したいのに、なかなかやる気が起きない時に私が取り組んだ勉強法をご紹介します。

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目次

くらべ読み

これは、とにかくよく行う勉強法です。

用意するのは、日仏両方の訳がある小説です。

日本語の小説とフランス語訳でも、フランス語の小説と日本語役でもどちらでも構いません。

私の場合は、フランソワーズ・サガンが好きだったので「悲しみよ、こんにちは」を使用しました。

サガンにした理由は、サガンの形容詞の使い方が好きだったからです。(マニアックですみません)

まず、ノートの左側にフランス語の文章をピリオドまで書き写します。

その下に、該当する日本語の訳を書きます。

日本語の訳は、時々原文と区切りが違うこともありますので、書き写す前に一通り確認しておきます。

これを繰り返して左側を埋めて行きますが、1章分先にやってしまってもいいですし、1ページだけでもいいです。

そこは自分のやりやすいペースで行います。

ただ、自分で決めた区切りが出来上がるまでは、仏文と日本語訳をただ書き写すくらいの意識で良いです。

そして、左側ができた後にもう一度振り返り、今度は仏文と日本語訳をじっくりと読みます。

そして、右側には、単語の意味や熟語など、知らなかった語彙を書いて行きます。

そうすると・・・この仏文はこんなニュアンスで訳すのか!

日本語でこんな風に言いたい時は、こんな表現を使うのか!というような発見があります。

「この表現使える!」と思った文章には花丸をつけたりしていました。

もともと読書が好きなので、くらべ読みを始めると、あっという間に3時間くらい過ぎていました。

捉え方によっては「勉強」とは言えないかもしれません。

「趣味」の時間を活かしてフランス語に触れているため、「勉強してる」という肩っ苦しい感覚はなく、むしろ楽しくて時間を忘れるくらいでした。


映画を観る

これも、基本「趣味」を活かす勉強法ですね。

ただし、日本語字幕は表示させません。

私は、フランスで何枚か映画のDVDを買ってきたので、もともと日本語の字幕はありません。

字幕なしで映画を観ると、とにかく疲れます(笑)

それでもいいのです。

とりあえず、最後まで観ること。これが大事です。

映像なら、なんとなく物語の流れはわかるし集中力がなくなってきたら、それこそ「趣味」の映画鑑賞と思ってしまえばいいのです。

ここでのポイントは、理解できなかったセリフではなく、理解できたセリフ

つまり、聞き取れたフランス語がどのくらいだったかを振り返ることです。

わからないって思うと、その瞬間から「吸収する意識」が働かなくなってしまいます。

それよりも「あ!今なんて言ったか聞き取れたよ!」と言える場面を楽しんで下さい。

最近は、フランス語の字幕が出るDVDもあります。

私は、留学中に母がジブリの「紅の豚」を買って送ってくれたのですが、音声は日本語、字幕はフランス語でフランス人の友人たちと観賞会をしました!

もちろん、音声をフランス語にもできます!

(なんと、マルコはジャン・レノが吹き替えをしています!)

友達とワイワイしながら観るもの楽しいですよね。

好きなジャンルをフランス語で

最後はまとめになりますが、小説にしろ映画にしろ、自分の好きなことをフランス語に絡めてしまう事です。

昔から「好きこそものの上手なれ」と言われる通り、人は好きな事をしている時間は苦痛を感じなくなります

むしろ、ゾーンという域に入り込んでしまう事すらあります。

留学時代、学校の勉強に追いつけずもっと勉強しなくちゃ!と思えば思うほど、意欲がなくなって行きました。

勉強するために留学したのに、勉強がいやになりました(笑)

そんな時に、くらべ読みを教えてもらい試しにやってみました。

学校でやるような勉強とは違いますが、少なくともフランス語に触れられている時間である事は確かです。

ただぼーっと読書するなら、くらべ読みをして少しでもフランス語に触れようと思いました。

「勉強」にはいろんなスタイルがありますが、机に向かってすることだけが「勉強」ではありません

趣味や、好きなジャンルを取り入れて、そこにちゃっかりフランス語を絡めてみる。

それも立派な「勉強法」のひとつだと思います!

ちなみに、最近私はラグビーにハマっているので、フランスのラグビー関係の記事を読んで語彙を増やしたりしています。

増やしたら、今度は自分からも発信しないとですね。

この辺の話は、また別の機会にしたいと思います。

やる気やモチベーションの維持ってとても難しいですが、やる気が起きない時にぜひ試してみて下さいね。

すこしでもお役に立てたら幸いです。

では。

A très bientôt!

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この記事を書いた人

フランス語学習歴30年とフランス留学経験もある「とにかくフランス語が大好き」な普通の日本人。
現在もコツコツと勉強を継続しながら、フランス語の面白さやフランスについて書いています。

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