【フランス留学】【準備編】まず決めるべき3つのこと

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トラ子

フランスに留学したいけど、何から始めたらいいの?

という方へ向けて、まず決めるべきことが3つほどあります。

今回は、フランス留学準備編として、留学する前に決めるべき3つのことをご紹介します。

なお、今回は「個人留学」の方が対象となります。

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目次

優先させる事項を決める

学生さんのいわゆる「交換留学制度」などは、制度なだけにあらゆることがはじめから決められていることが多いと思います。

一方、全くの個人で留学をする場合、全てにおいて自由に決めることができます。

ある意味自由すぎるので、何からどう手をつけていいかわからなくなりますよね

ですので、優先させることを先に決めておきましょう!

といっても、何をどうしたらいいのかまだわかりませんよね。

次から順に説明します。

決める事項はたったの3つだけ

留学において、決めなければならない事項はたったの3つだけです。

  1. 留学期間
  2. 留学先の学校
  3. 滞在スタイル

たったのこれだけです。

この3つのうち、どれを優先させるかをまず決めましょう。

①留学期間を決める

ひとえに留学と言っても、短期留学もあれば長期留学もあります。

夏休み期間だけの「夏期講習」なども存在します。

個人で留学する場合、期間はまさに無限大です。

まずは1ヶ月なのか3ヶ月なのか、それとも1年なのか。

どのくらいの期間留学したいかの目処を立てましょう。

ちなみに私の一番最初の留学は、3週間の短期留学でした。

なぜ3週間だったかは、後ほど解説します。

②学校を決める

留学すると言うことは、勉強しに行くと言うことなので、必ず学校に通うことになります。

語学だけでなく、建築・アート・製菓なを習いに行くのも「留学」と言えますよね。

仮に語学留学を例に挙げるとして、フランスにはどんな学校があるのでしょう。

フランスの語学学校は、大きく分けると「私立」と「公立」があります。

私立と言うのは、個人や企業が経営している語学学校です。

少人数制だったり、細やかなサポートが受けられたりします。

日本の習い事で通うような、語学学校と同じですね。

一方、公立というのは、国が運営している学校です。

フランスの大学は、基本的に国立なんですね。

(私立の大学は、大統領や政治家が通うグランゼコールと呼ばれるちょっと特殊な学校になります)

そして、フランスの大学には、外国人向けに「フランス語講座」を設けている大学がいくつかあります。

学生証も発行され、その大学のフランス人生徒と同等の権利を得ることもできます。

ただし、生徒数も多く、個人個人への対応は私立ほどのケアはありません。

(地方やその時の生徒数やレベルにもよりますが・・・)

まず、自分はどんな学校でどんな環境下で勉強したいかを決めましょう。

③滞在スタイルを決める

留学は、ある一定期間安定して身を置ける場所を確保しなければなりません。

旅行とは違い「生活」しなければならないからです。

そこで、滞在スタイルを決めなければなりません。

滞在スタイルも様々存在します。

学校の寮、私営の寮(カトリックなどに多い)、ホームステイ、シェア、一人暮らしなどが、主な滞在スタイルです。

まずは、どんな環境で生活したいかを決めましょう。

優先した事項からつなげていく

これらの3つ中で優先順位をつけると、次にやることがはっきりとします。

例えば、学校を優先的に決めるとすると、必然的に滞在期間が決まってきます

公立の大学へ行くのであれば、フランスの大学は2学期制なので、前期だけ受講するなら半年。

前期と後期を受講するなら1年の滞在期間が必要となります。

また、夏の期間に行われている「夏期講習」なら、3ヶ月程度です。

私立の語学学校に留学するのであれば、その学校のカリキュラムによって期間は様々です。

短いところは1週間からというカリキュラムもあります。

そして、滞在スタイルも、公立の学校なら学校の寮があったりします。

もちろん、ホームステイや一人暮らしをすることもあります。

ホームステイを経験したければ、私立の語学学校の方がいろいろとサポートしてくれるケースが多いです。

  • 1年は勉強したい。住むのは寮でも一人暮らしでもどちらでもいい
  • 3ヶ月だけでいいから夏期講習を受講しながらホームステイしてみたい

こんな感じで、優先させたいことはひとそれぞれ違います。

まずはどれを優先させるか決めてみましょう。

もちろん、ここで決めたことは絶対に実行しなければならないと言うわけではありません。

あくまでも目処です。

希望や憧れでいいので、「どんな留学をしたいのか」を具体化しておきましょう。

ちなにみ、どれかを優先させないと「留学」は成立しません。

なぜなら、この3つの事項は全て繋がっているからです。

予算で決めるのは?

優先順位が決まり、留学の青写真が出来上がると、必然的に「予算」も出てきます。

もちろん最初に予算を決めて、それでできる留学をするという方法もあります。

実は、私の最初の短期留学は予算から決めたものでした。

と言っても、予算から決めたのは「滞在期間」だけでした。

私が優先したのは「ホームステイしながら私立の学校に通う」ことでした。

この「ホームステイしながら私立の学校に通う」留学ができる期間は、予算から見積もったら「3週間」だったのです。

と言うことで、私の最初の留学は3週間の短期留学となりました。

こんなふうに、予算から見積もって留学期間を決めることもできますが、私は予算から決めることはあまりお勧めしません。

なぜかと言うと、本当にやりたいことができない可能性があるからです。

つまり、ある部分で妥協をしなければならないことが出てきたりします。

人生において、留学できるチャンスは何回もあるとは限りません。

「旅行」としてならたくさん行けるかもしれませんが、やはり「留学」は「旅行」とは全く別物です。

留学経験者の私も、今となっては本当にそう思います。

そんな貴重な経験を「妥協」してしまうのはもったいないです。

予算で決めるのは「旅行」だけにして、「留学」はもっとしっかり考えて、きちんと計画して実行して欲しいと思います。

まとめ

どんな学校で、どんな生活をしながら、どのくらい勉強したいか

まずはここを決めてから、この経験をするためにはどのくらいの予算が必要なのかに進んでください。

予算で”やりたいことを決める”のではなく、”やりたいことから”予算を算出しましょう!

そして、ひたすら貯めましょう!

偉そうなこと書きましたが、時間もお金も全てあたなのものです。

あなたがやりたいようにするのが一番だと思いますが、留学経験者としてアドバイスさせていただきました。

少しでもお役に立てたら幸いです。

Bon courage et à bientôt

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この記事を書いた人

フランス語学習歴30年とフランス留学経験もある「とにかくフランス語が大好き」な普通の日本人。
現在もコツコツと勉強を継続しながら、フランス語の面白さやフランスについて書いています。

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